お問い合わせ011-708-1010
月~土 午前 9:00~12:00/月・水・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

飛蚊症と網膜剥離

ご存知の方も多いかと思います。

9月24日に演歌歌手の小林幸子さんが、右眼の網膜剥離(裂孔原性網膜剥離)に対する手術を受けられたことが報じられました。

9月中旬から飛蚊(ひぶん)症の症状があり、21日に都内の病院で「裂孔原性網膜剥離」と診断され、3日後には飛蚊症がさらに悪化、手術となったそうです。

そこで、飛蚊症裂孔原性網膜剥離の関係につい解説したいと思います。

網膜は眼球壁の内側を覆う神経の膜で、光を感じる働きを持ち、カメラのフィルムに例えられます。

目の中には硝子体という、生卵の白身のような透明なゼリー状の液体が入っていて、網膜と接着しています。

加齢性の変化として、或る日突然、網膜に接着している硝子体が網膜から剥がれる現象が起こります。これを後部硝子体剥離といいます。

後部硝子体剥離が生じると、リング状の線維が目の中に浮遊し、網膜に影を落とすため、患者さんは飛蚊症を自覚します。

後部硝子体剥離は50歳以降で生じることが多く、それ自体は加齢による生理的変化で病的な状態ではなく、飛蚊症の症状も悪化しません。

しかし、硝子体と網膜の癒着が強い場所があると、硝子体が網膜から剥がれる際に、その部分がひっぱられ網膜に裂け目(裂孔)ができることがあります。

網膜が裂けると、網膜の血管が切れて出血が目の中に流れ出し、目の中に多量の出血が浮遊し網膜に影を落とすため、飛蚊症が悪化します。

網膜裂孔は硝子体に引っ張られており、網膜裂孔周囲の網膜が眼球壁から剥がれます。

さらに、硝子体の液体成分が網膜裂孔から網膜の裏側に流入し、網膜剥離の範囲が急速に拡大します。

後部硝子体剥離を機に網膜裂孔が生じ、裂孔原性網膜剥離が発生します。

裂孔原性網膜剥離に対しては、手術が唯一の治療方法です。

網膜裂孔とその周囲の網膜を引っ張っている硝子体が病因なので、手術で硝子体を切除し、網膜裂孔とその周囲網膜への牽引を無くします。

次に眼内に気体を入れ、剥がれた網膜の裏に溜まった液体を除去し、網膜を眼球壁に接着させるのが、硝子体手術です。

ところで、小林幸子さんが使用している貼る眼帯。(東スポwebから引用)

当院でも同じものを使っています。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2019.11.9
11月27日(水)午後の受付時間変更
2019.11.9
視機能と認知症
2019.10.30
受動喫煙が子供の目の成長に悪影響を与える
2019.10.25
目に良い食品
2019.10.15
10月30・31日午後、休診
2019.10.14
飛蚊症と網膜剥離
2019.10.13
10月15日(火),18日と25日(金)は午後も診察
2019.10.5
糖尿病黄斑浮腫治療 ウェブカンファレンス
2019.10.2
11月6日(水)午後休診
2019.10.2
加齢黄斑変性講演会 in 東京

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

お問合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。
火曜午後は主に硝子体手術・緑内障手術、
金曜午後は主に白内障手術を行います。