診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

加齢黄斑変性とアルツハイマー病・歯周病

朝の情報番組で、九州大学大学院歯学研究院の研究グループが報告した「歯周病原因菌がアルツハイマー病の原因であるアミロイドベータというタンパク質の脳内への取り込みを促す」という研究成果を紹介していました。

研究では、歯周病原因菌が血液中に侵入すると、体内の炎症が起こっている組織でアミロイドベータの産生が増加し、さらに血液中を流れるアミロイドベータの脳内への取り込みが促進されることを明らかにしました。

アルツハイマー病では、症状が現れる20~30年前からアミロイドベータが脳に蓄積し始め、やがて症状が出現します。

この研究はアルツハイマー病の発症メカニズムと歯周病との関連性を示しており、歯周病の予防・治療がアルツハイマー病の発症や進行抑制につながることが期待されます。

目の中の網膜にもアミロイドベータが蓄積します。

アミロイドベータは、加齢黄斑変性の初期病変であるドルーゼンの主成分で、アルツハイマー病の患者さんは加齢黄斑変性の発症リスクが高いことが報告されています。

加齢黄斑変性では病変部の網膜に慢性的に炎症が起こっていますので、

今回の研究結果から、歯周病原因菌の血液中への侵入で、黄斑でのアミロイドベータ産生が増加している可能性が示唆されます。

さらに、網膜は脳から発生した組織ですので、脳と同様に、血液中を流れるアミロイドベータの網膜内への取り込みが促進される可能性もありそうです。

その結果、「歯周病原因菌が加齢黄斑変性の初期病変であるアミロイドベータの網膜への蓄積を促す」ということになるのかもしれません。

歯周病予防への取り組みがアルツハイマー病の予防のみならず、加齢黄斑変性の予防にもつながるかもしれません。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2026.3.23
硝子体出血は「様子を見る」べきか それとも手術か
2026.3.16
3月25日(水)・4月18日(土)の診療について
2026.3.15
たばこと加齢黄斑変性 ― 日本の30年データが教えてくれること
2026.3.8
目の血管は、体の未来を映す鏡―最新の眼底検査から見えてきた“全身とのつながり”―
2026.3.1
「遺伝だから仕方ない」は本当? 加齢黄斑変性と生活習慣の大切な関係
2026.2.22
「去年たくさん進んだから、今年も進む?」-広がる子どもの視力低下と、今できること-
2026.2.14
萎縮型加齢黄斑変性に、いま治療という選択肢を:アイザベイが示す新しい可能性と治療を勧めたい患者さん像
2026.2.9
令和8年2月9日(月)
2026.2.8
多焦点眼内レンズは、今どこまで進化しているのか
2026.2.1
RVO(網膜静脈閉塞症)について、よくある質問―東京で行われた専門医座談会を踏まえて―

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。