新年に臨んで
- 明けましておめでとうございます。
- お陰様で当院は、今年の5月で開業4年目を迎えます。
- ひとえに、患者様にご支持いただいた賜物と感謝しております。
- 今後も質の高い医療をご提供できるよう、スタッフ一同、努力して参ります。
- 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
- お正月の新聞記事には、年頭にあたり2019年を占う記事が載っており、
- 今年注目の一つとして、IoT(Internet of Things)の普及が取り上げられていました。
- IoTは、さまざまなモノがインターネットを通じてつながることで、情報交換や相互制御を可能にするシステムです。
- IoTの普及や導入の流れは、医療分野においても2019年を象徴する動きになるのではと思われます。
- 例えば、コンピューターやタブレット、携帯電話などに収められた医療検査情報を、インターネットを利用することで、遠隔地で検査結果等を確認することが可能になります。
- 遠隔診療は幅広い分野で導入が進められていくと予想されます。
- 多くの検査が電子媒体に保存されている眼科医療は、少なくとも機器などのハード面において、IoTの導入・普及のハードルは高くないように感じます。
- さらに、多数の施設から検査結果を一つに集約することで、従来では考えられなかったような多数の患者情報を収集することができます。
- いわゆるビッグデータの構築です。
- ビッグデータは、病態解明や疾患予防に貢献するとともに、
- 人工知能(AI)による解析のための情報源となり、医療分野におけるAI導入を推し進める原動力になると期待されます。
- 情報技術や通信技術の進歩を医療分野に応用することで、従来の殻を破る新たな進歩や展開を生み出すのです。
- 年の終わりに、医療分野においてIoTの普及がどこまで進んだか、検証したいと思います。
- 皆さんも、注目していてください。
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理事長・院長