北海道眼科医会主催「緑内障無料検診」
- 10月22日(日)、北海道眼科医会は公衆衛生活動の一環として、「第3回緑内障無料検診」を実施します。
- 緑内障は40歳以上の日本人、17人に1人がかかる病気で、
- 進行すると視野欠損や視力低下が生じ、放置すると失明する危険性があります。
- しかし、病気が進行するまでは自覚症状が現れにくく、
- 気付かない間に病状が進行していることも多く、
- 緑内障患者の80%は眼科を受診していないと言われています。
- そこで未治療の緑内障患者を見つけることを目的に、
- 北海道眼科医会では過去2回、全道の眼科施設で緑内障の無料検診を行っており、
- 今回が第3回目となります。
- 検査の対象は40歳以上の方で、これまでに緑内障の治療や、緑内障の診断を受けたことのない方です。
- 緑内障の進行状況や治療の評価を目的にするものではありません。
- 今回の検診では、緑内障の精密検査が必要かどうかを判定するために、眼圧検査や簡易視野検査などの簡易検査を行います。
- 検診で緑内障が疑われた方は、後日改めて眼科を受診し緑内障の精査を受けるように勧められます。
- 平成21年に行われた第1回は、全道で5081名の検診者のうち253名(5.0%)が未治療の緑内障と診断されました。
- 平成25年の第2回では、2357名中124名(5.3%)が未治療の緑内障と診断されました。
- 緑内障無料検診の受診をご希望される方は、あらかじめ受診申し込みの手続きが必要です。
- 申し込み方法についての案内は、10月3日あるいは4日の北海道新聞に掲載予定です。
- また、9月末には北海道眼科医会のホームページに掲載される予定です。
カテゴリー
- お知らせ (9)
- ブログ (409)
- iPS細胞 (18)
- IT眼症 (8)
- OCTアンギオ (8)
- アルツハイマー病 (7)
- アレルギー性結膜炎 (5)
- お困りごと解決情報 (17)
- こんな症状が出たら (34)
- サプリメント (13)
- スタッフから (5)
- ドライアイ (15)
- 中心性漿液性網脈絡膜症 (2)
- 人工知能(AI) (14)
- 加齢黄斑変性 (98)
- 外斜視 (1)
- 抗がん剤による眼障害 (1)
- 白内障 (19)
- 看護からのお知らせ (1)
- 眼精疲労 (11)
- 糖尿病網膜症 (43)
- 紫外線 (2)
- 紫外線、ブルーライト (6)
- 網膜前膜 (2)
- 網膜剥離 (14)
- 網膜動脈閉塞 (7)
- 網膜色素変性症 (7)
- 網膜静脈閉塞 (11)
- 緑内障 (26)
- 色覚多様性 (2)
- 講演会 (27)
- 近況報告 (82)
- 近視予防 (38)
- 飛蚊症・光視症 (14)
- 黄斑円孔 (4)
- 黄斑前膜 (2)
- 未分類 (8)
アーカイブ
最新の記事
- 2025.4.30
- 小児近視進行抑制治療(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)に関するよくあるご質問
- 2025.4.30
- 低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ点眼液)による近視進行抑制治療を開始します
- 2025.4.27
- 小児近視に対する赤色光治療に関する最新研究のご紹介
- 2025.4.23
- 新生血管型加齢黄斑変性の治療間隔ってどうやって決めてるの?
- 2025.4.15
- 糖尿病の“見えない”網膜の変化をキャッチする新技術
- 2025.4.6
- 糖尿病患者の血圧管理に新たな指針:厳格な血圧コントロールが心臓と目を守る
- 2025.3.31
- 令和7年ゴールデンウイークの診療について
- 2025.3.29
- 児童・生徒の近視進行を抑える点眼薬が日本でも使用可能に〜低濃度アトロピンとは?〜
- 2025.3.28
- クレジットカード利用時の「暗証番号」必須化について
- 2025.3.22
- 糖尿病網膜症の新しい治療法「ポートデリバリーシステム(PDS)」とは?