小児近視進行抑制治療(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)に関するよくあるご質問
Q1. どのような治療ですか?
A. リジュセア®ミニ点眼液0.025%は、低濃度アトロピンを含む点眼薬で、小児期の近視進行を抑制することを目的とした治療です。
近視が進行すると、将来緑内障や網膜疾患のリスクが高まることが知られており、成長期にその進行をゆるやかにすることが重要です。
Q2. どんなお子さまに適した治療ですか?
A. 近視の進行が早い、あるいは家族に強度近視の方がいるなど、進行リスクの高いお子さまが対象となります。
医師が眼軸長や屈折度数などの検査結果をもとに、治療の適応を判断します。
Q3. 効果はどれくらい期待できますか?
A. リジュセア®ミニ点眼液を使用することで、近視の進行を30〜60%程度抑制できることが、海外の研究で報告されています。
ただし、近視が「完全に止まる」わけではありません。
Q4. 視力はよくなりますか?
A. いいえ。この治療はあくまで「近視の進行を遅らせる」ことが目的です。
視力そのものを回復させる効果はありませんので、必要に応じて眼鏡などの視力矯正が必要です。
Q5. 治療の方法と頻度は?
A. 1日1回、就寝前に片目につき1滴ずつ点眼します。
治療は原則として**長期継続(1年以上)**が必要です。定期的な診察・検査(年3〜4回)も併せて行います。
Q6. 点眼を忘れた場合はどうしたらよいですか?
A. 点眼を忘れた場合は、その日は点眼せずに次の日から再開してください。
1日に2回点眼したり、1度に2滴使ったりしないでください。
Q7. 副作用はありますか?
A. 報告されている副作用として、羞明(まぶしく感じる)・霧視(かすんで見える)・まれに眼瞼のかゆみ・湿疹、頭痛などがあります。
多くは軽度ですが、症状が強い場合は医師へご相談ください。
まれに、治療中止後に近視が急激に進行(リバウンド)することもあります。
Q8. どのような点に注意が必要ですか?
A. 点眼は必ず就寝前に行ってください。
点眼後は一時的にまぶしさやかすみが出る場合があります。翌朝まで残ることがあるため、必要に応じてサングラスの着用をおすすめします。
治療中・治療中止後も、定期的に眼科で検査を受けてください。
医師の指示がない限り、自己判断で点眼を中止しないでください。
Q9. 治療を受けられない人はいますか?
A. 以下の方は、治療前に必ず医師にご相談ください:
- ・薬や食べ物にアレルギーがある方
- ・緑内障や狭隅角、浅前房など、眼圧に異常がある方
- ・他に服用中・点眼中の薬がある方
Q10. 保険は使えますか?
A. リジュセア®ミニ点眼液による治療は自由診療(保険適用外)となります。
そのため、検査・診察・薬代など全て自己負担となります。
副作用が出た際の治療費も保険適用外となる点にご注意ください。
Q11. 費用はどれくらいかかりますか?費用は以下の通りです。
| 回数 | 時期 | 診察・検査費用(税込) | 検査内容 |
| 初回 | 治療開始前 | 8,000円 | 屈折・視力・前眼部・眼底・眼軸長検査 |
| 2回目 | 初回から1か月後 | 4,000円 | 屈折・視力・前眼部・眼底検査 |
| 3・4回目 | 初回から6・12か月後 | 各5,500円 | 屈折・視力・前眼部・眼底・眼軸長検査 |
※点眼薬は当院で指示箋を発行し、対応薬局でご購入いただきます。
Q12. どこに相談すればいいですか?
A. 当院スタッフまたは担当医まで、お気軽にご相談ください。
ひきち眼科 TEL:011-708-1010
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理事長・院長