視能訓練士の知名度アップを目指して
9月20日〜22日、さっぽろ創世スクエアとサッポロファクトリーを会場に「HTB秋の大感謝祭」が開催されました。
視能訓練士は、眼科で視力測定や眼圧測定、視野検査といった様々な検査を行い、眼鏡処方の度数の調整をしたり、斜視や弱視の患児の視能矯正や視能訓練を行う、国家資格をもった専門職です。
看護師さんだと思っておられる方が多く、視能訓練士という言葉の知名度が低いためか、視能訓練士を志す方が少ないのが現状です。
眼科医療を支える無くてはならない大切な職種ですので、視能訓練士の知名度アップについて中外製薬様に相談したところ、「HTB秋の大感謝祭」でのブースの出展をご提案くださいました。
当日は、さっぽろ創世スクエアの市民交流プラザ1階SCARTSモールに
「中外製薬presents目の検査」と銘打ったブースを出展しました。
北海道眼科医会、北海道視能訓練士協会、北海道テレビ放送、中外製薬の共催に加え、
北海道に2校ある視能訓練士養成学校の札幌看護医療専門学校と吉田学園医療歯科専門学校にご協力いただきました。
ブースでは、「早期発見が大切!ご自身の目について知ってみませんか?加齢とともに、眼球は構造的にも、機能的にも様々な面で衰えてきます。早期に異常を発見できれば、適切な予防・治療が可能となり、進行を遅らせること、症状を緩和させることが期待できます。ご自身の目について知ってみませんか?」と、会場にお越しになった方々にお声がけし、
現役の視能訓練士さんや専門学校の先生と生徒さんが、眼科診療で使用している検査機器を用いて、ブースにお越しになられた320名を超える方々の近視や乱視の状態を評価し、視力測定や眼圧測定、立体視機能検査、さらには簡易の眼底撮影機器で眼底写真の撮影を行いました。
私は22日、ブースの中に居て、撮影された眼底写真を拝見し、検査を受けられた方々に眼底写真の解説をしました。

また、22日は10時から「HTB秋の大感謝祭 めのはなし」という市民の方々を対象とした講演会を、札幌市民交流プラザ2階のスタジオで、HTBのアナウンサー 林和人様のご司会で開催しました。

旭川医大眼科の本田聖奈先生は、「眼の健康を守る職人!『視能訓練士』をご存知ですか?」と題し、眼科診療を支える視能訓練士の仕事や役割についてご解説され、視能訓練士の知名度アップにご尽力くださいました。
私は「健康な眼で健康寿命の延伸を!」と題し、目の病気は自覚症状が出にくく、知らないうちに進行していることが多いため、定期的な検診が病気の早期発見・早期治療につながり、良い視機能の維持を可能にすることを講演いたしました。
三連休の中日の朝の講演会でしたが、60名を超える方々がご聴講下さり、熱心にメモを取っておられる方もいらっしゃいました。

今後もいろいろな機会を通じて、国家資格である視能訓練士を志す方が増えるように、取り組みたいと考えています。
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理事長・院長