3歳児健診
2024.10.9 ブログ
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6月7日、札幌テレビ(STV)から「目の紫外線対策」について取材を受け、
そのVTRが同日夕方のテレビ番組「どさんこワイドニュース」と翌朝の番組に放映されました。
番組のコーナーは「油断大敵 紫外線に注意!」というタイトルで、
札幌ではちょうどYOSAKOIソーラン祭りが開催されており、先日はライラック祭りが大通公園で開催されるなど、外での活動が活発化してきましたので、
肌や目への紫外線の影響について注意喚起したいというのが番組の趣旨とのことでした。
記者の方とカメラマンさん、音声さんの3名がクリニックにお越しになり、下記のようなご質問にお答えしました。
Q紫外線が目に与える影響は?
A紫外線は細胞にダメージを与え、タンパク質を変性させたり、細胞内の遺伝情報であるDNAを変化させます。目には紫外線に当たった直後の影響と長期間の蓄積による影響の2種類があります。
Q 例えばどんな病気につながる恐れがありますか?
A紫外線が引き起こす目の病気としては、主に3つの病気が挙げられます。
・紫外線に暴露された直後〜数時間後に生じる角膜表面の傷、角膜炎です。痛みが強く、流涙や充血を伴います。
・一方、長年にわたる紫外線によるダメージの蓄積が誘因となる病気が、白内障と加齢黄斑変性です。いずれも中高年以降に発症する病気ですので、若いうちから紫外線対策を行い、予防に努めると良いでしょう。
Qどんな対策をするのが大切ですか?
A目に紫外線が当たらないような対策が必要です。最も有効なのはサングラスです。薄めの色で、99〜100%紫外線をカットする性能のレンズがお勧めです。濃い色のレンズでは暗くなることで瞳が大きくなるため、メガネの外側から差し込む紫外線が瞳を通して目の中に入りやすくなり、紫外線予防としては逆効果です。
Q対策の大切さについて市民へメッセージをお願いします
A将来の目の病気を予防するために、若いうちから紫外線対策を行いましょう。
また、日焼け防止やお肌の美白対策としても、目の中に紫外線が差し込むのを予防することが有効です。眼底に紫外線が差し込むと、網膜の細胞がこれを感じ取り、脳を介して皮膚のメラニン細胞に色素沈着を促進させるからです。
取材では上記のようなことを説明しました。VTRでは最も大切なポイントが使われました。