診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

白内障に関する患者様からのご質問

今回は白内障に関する患者様からのご質問と、それに対する回答をご紹介します。

ご質問1.白内障と言われていますが、メガネをかけると見えるので不便を感じません。白内障が進んだら、手術を決断するまでの間、何度かメガネを強くすると良いでしょうか?知り合いは、白内障で視力が悪くなったらメガネを強くしても見えるようにならないよって言うのですが。

お答え1.初期の白内障では、メガネの度数が変わることがありますので、メガネを作り替えることで視力を維持できることがあります。しかし、白内障が進行すると、メガネを新調しても見えるよにはなりませんので、視機能の改善には白内障手術が必要です。白内障手術後はメガネの度数が変わりますので、白内障手術が間近な状況では、メガネの新調は手術前よりも手術後がお勧めです。

ご質問2.軽度の白内障と診断され、現時点では手術の必要はなく、年に1回の眼科検査を勧められました。白内障の進行を抑える何か良い方法はないでしょうか?

お答え2.50~60歳になると皆さん、加齢性変化として初期の白内障が認められるようになります。そのため、通常、白内障の進行予防は困難ですが、紫外線予防のサングラス装用を薦められることがあるかもしれません。また、ステロイド点眼剤は必要な時以外は使用しないようにしましょう。白内障の進行を抑え薬剤は現在のところありません。

ご質問3.2週ほど前に白内障手術を受け、単焦点眼内レンズが挿入されました。手術してない他眼と比べ、全体がやや青っぽく見えるのはなぜでしょうか?

お答え3.この症状は両眼の手術を終えることで緩和します。白内障は青色の光をブロックしますので、従って白内障手術を施行すると、青色光が手術前よりも眼底に到達するようになり、白い物が青っぽく感じるようになります。片眼のみを手術した場合でも、しばらくすると色合いの違いを感じなくなります。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2025.10.26
「血糖だけ」じゃ足りない。低血糖も怖い: J-DOIT3が教える、網膜症予防の新常識
2025.10.17
点眼で加齢黄斑変性は治せる?最新研究が教えてくれる「期待」と「限界」
2025.10.11
散瞳検査と急性緑内障発作のリスク~瞳を広げる検査は安全なの?~
2025.10.3
飛蚊症や光が見えたら…「網膜剥離」になる前に知っておきたい目のサイン
2025.10.2
眼科疾患のリスク因子、診断・治療・予後の検討のための後ろ向き観察研究
2025.9.27
「進行は止められるのか?」─地図状萎縮の新治療と、患者たちの選択
2025.9.20
萎縮型加齢黄斑変性に治療薬「アイザベイ」
2025.9.12
見え方をデザインする白内障手術――テクニス「オデッセイ」「ピュアシー」のご案内
2025.9.7
サプリメントを“医療”として正しく使う―眼科で効くもの・効かないもの、そして注意点
2025.9.5
電子処方箋がはじまります

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。