診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

眼球移植:米国ニューヨーク大学

ポッドキャストのニュース番組を聞きながら通勤していると、表題のようなとってとても気になる話題が聞こえてきました。

米国ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの手術チームは、世界で初めて眼球全体の移植に成功したと発表しました。

患者さんは46歳の男性で、仕事中に送電線が左顔面に当たり感電。顔を含む左上半身に重篤な損傷を受けました。

今年5月27日に行われた21時間に及ぶ手術では、30代のドナーから提供された左の眼球と顔面の一部が同時に移植され、さらに視神経を再生させる目的で、さまざまな組織の元になる幹細胞も移植されました。

手術後6ヶ月が経過した今回、良好な術後経過が公表されました。

移植した左眼の網膜に血流があるなど健常な状況が示唆される一方、左眼は光を感じることができず、移植された眼球の視神経は網膜でとらえた視覚情報を患者さんの脳に伝達する機能を有していないようです。

患者さんの最近の顔写真を見ると、左顔面に移植された皮膚組織の色調はきれいで、移植された組織がしっかりと生着しているのがわかります。

眼球も外観は正常で、網膜の血流のみならず、白目(強膜)や茶目(ぶどう膜)を栄養する血流も良好のようです。

個人的には、どのような経路で眼球への血流が保たれているのか、大変興味深いです。

今回の成果は、不可能に近いと考えられていた眼球移植の大きな前進と言えます。視神経が機能し視機能を得るまでには大きな壁が立ちはだかっていますが、神経機能の再生は世界中の研究者が取り組んでいる分野ですので、壁もいずれは乗り越えることができると期待されます。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2026.3.29
ご依頼いただいた原稿が「眼科ケア 4月号」掲載されました
2026.3.23
硝子体出血は「様子を見る」べきか それとも手術か
2026.3.16
3月25日(水)・4月18日(土)の診療について
2026.3.15
たばこと加齢黄斑変性 ― 日本の30年データが教えてくれること
2026.3.8
目の血管は、体の未来を映す鏡―最新の眼底検査から見えてきた“全身とのつながり”―
2026.3.1
「遺伝だから仕方ない」は本当? 加齢黄斑変性と生活習慣の大切な関係
2026.2.22
「去年たくさん進んだから、今年も進む?」-広がる子どもの視力低下と、今できること-
2026.2.14
萎縮型加齢黄斑変性に、いま治療という選択肢を:アイザベイが示す新しい可能性と治療を勧めたい患者さん像
2026.2.9
令和8年2月9日(月)
2026.2.8
多焦点眼内レンズは、今どこまで進化しているのか

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。