診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

近未来の緑内障診療―米国眼科学会2023年

11月3日〜6日の日程で、2023年度米国眼科学会総会がサンフランシスコで開催されました。

コロナ禍の3年間はリアルタイムのWEB配信やオンデマンド配信もあったのですが、今年は現地開催となりました。

米国眼科学会のホームページでは特別講演の内容やトピックスについて紹介されており、緑内障専門分科会でカリフォルニア大学サンフランシスコ校Ou教授が講演された「緑内障患者の手助けとなる自宅検査ツール」もその中のひとつです。

Ou教授は、緑内障診療に必要な検査が自宅で完結することで通院が不要となる近未来を見据えて、現況を解説されました。

まず自宅で行う視力検査は、すでに3種類のツールの有用性が評価されており、眼科診療施設での視力検査に匹敵する正確さを有するようです。

視野検査については、タブレットやWebを利用し自宅で行う視野検査が開発されており、精度の高さが確認されています。ただ開発されて間もないため、緑内障患者の長期の視野変化をモニターできるかについては今後の検証が必要とのことです。

緑内障の診断や経過観察で大切となる視神経乳頭検査は、携帯電話に特殊なアダプターを付けて眼底写真を撮影することで可能となりますし、自宅用の光干渉断層検査装置も開発されており、視神経乳頭検査についても眼科診療施設での検査と同様な精度が確保されそうです。

また、眼圧測定については自宅でもモニターできるツールが開発されており、日々の眼圧変化をとられることができるため、治療成績の向上につながる可能性が示唆されています。

さらに、微量な点眼量で薬効がある点眼治療薬の開発が進んでおり、従来の点眼薬と比べ眼局所や全身への副作用の減少が期待され、現在以上に安全な緑内障治療が可能となりそうです。

上述の検査が自宅で可能となり、点眼治療薬の副作用も減れば、眼科診療施設への通院は大きく減りそうです。

自宅検査の結果を集約しAIが読み取るシステムを構築することで、AIが診断や治療経過の評価を行うことができ、緑内障治療薬の処方や必要に応じて治療薬の変更などの指示をしてくれそうです。

AIが外科的な治療を要すると判断した時のみ、眼科診療施設を受診する。

そんな時代がそう遠く無い日に訪れるのかと推測されます。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2024.5.10
ダビンチ手術と緑内障
2024.5.7
6月22日(土)休診です
2024.5.7
5月25日(土)受付は午前10時で終了いたします
2024.4.29
赤色治療(Low-Level Red Light, LLRL)が近視進行を予防
2024.4.19
目に良い食べ物と栄養素
2024.4.13
高校生のインターネット利用時間が1日6時間超 近視予防対策が急務
2024.4.7
北大病院手術室のスタッフをお招きし、医療安全と感染対策の院内研修を行いました
2024.3.31
加齢黄斑変性のサプリメントは有効性と安全性が検証されています
2024.3.23
ミノサイクリンは萎縮型加齢黄斑変性の治療薬になり得るか?
2024.3.15
白内障に関する患者様からのご質問

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。