診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

人工涙液点眼の細菌汚染

今年3月のJAMA Ophthalmology電子版に、人工涙液の使用中に抗菌剤が効きにくい緑膿菌による角膜潰瘍を発症したマイアミ大学からの症例報告が掲載され、これを受け、点眼容器の細菌汚染について警鐘を鳴らす雑誌編者側からのコメントが5月の電子版に掲載されました。

人工涙液は主にドライアイの治療に使用される点眼薬で、その名の通り涙に近い成分になっています。

医療機関で処方する点眼薬の多くは、開封後に点眼容器の中で細菌が増えないように防腐剤が少量入っています。

ところが防腐剤で、角膜や結膜といった目の表面が傷つく方が稀におられます。

特にドライアイの方は涙の量や性状の変化で目の表面に傷がつきやすい状態となっており、治療のために点眼薬を使用することで、防腐剤による影響を受けやすくなっています。

そのためドライアイの治療に使用される人工涙液の点眼薬には、防腐剤が入っていないものがあり、防腐剤入りの点眼薬と比べ、点眼容器の中で細菌が増える危険性があります。

目薬をさす時に、点眼容器の先が目やまつ毛に触れると、細菌が点眼容器の中に入ってしまいます。

防腐剤が入っていない点眼薬では、点眼容器に入った細菌が増殖しやすいので、点眼容器の先が眼やまつ毛に触れないように、特に気をつけなければなりません。

ドライアイで目の表面に傷がついていると、細菌への抵抗性が弱くなっており、JAMA Ophthalmologyの報告例では、点眼容器内の細菌が目の表面で増殖したと思われます。

防腐剤の入っている点眼薬の使用期間は、開封してから概ね1か月、

防腐剤の入っていない点眼薬では1週間から10日以内です。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2024.2.18
若年者の裂孔原性網膜剥離
2024.2.11
自宅照度が高齢眼科患者の自宅活動量を規定 
2024.2.3
適度な運動は眼疾患を予防する
2024.1.27
網膜静脈閉塞症は脳卒中/心筋梗塞/死亡リスクが高い
2024.1.20
滲出型加齢黄斑変性・糖尿病黄斑浮腫に朗報
2024.1.14
強度近視では成人後も近視が進行しやすい
2024.1.6
眼疾患が転倒・骨折のリスクを高める
2023.12.24
2023年最も読まれたJAMA Ophthalmology論文ベスト10
2023.12.17
アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」が保険適用に
2023.12.9
教育と近視について

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。