災害時のメガネ供与
ここ数年、「数十年に1度の豪雨」というフレーズを耳にする機会が増えています。
7月1日からの大雨による土石流の被害を受けた静岡県熱海市をはじめ、全国各地で被害が報告されました。
さらに8月12日以降、日本列島に前線が停滞し、九州・中国地方などで記録的な大雨による大規模な洪水が発生しました。
また日本は地震大国で、これまで多くの地震や津波による災害を経験してきました。
2018年9月6日、北海道胆振地方中東部を震源に、最大震度7を記録する大きな地震が発生し、震源地に近い厚真町、安平町、むかわ町を中心に、最大時には1万6千人を超える住民が避難生活を強いられました。
災害はいつ身に降りかかるか分かりません。避難の際にメガネをなくしたり、老眼鏡を持って避難することができないことも少なくありません。
東日本大震災の際は、津波から避難する際にメガネをなくした被災者を対象に、避難所でメガネを製作・提供する活動が行われ、好評でした。
北海道胆振東部地震でも、眼鏡店が避難所を訪問し、メガネの提供や調整・修理を行いました。
この度北海道眼科医会は、災害発⽣時に被災地の眼科医療を守るため、眼科医が災害時に取るべき行動の指針を作成しました。
被災地の眼科診療所や避難所での診療に際し、点眼薬やコンタクトレンズ、ケア用品の不足が想定されますので、これらの物資を被災地に供給するシステムの構築にも取り組んでいます。
メガネについては、北海道胆振東部地震での避難所にメガネの提供等を行った実績がある富士メガネさんと、災害時のメガネ供与についての協定を結び、ご協力いただくこととなりました。
北海道眼科医会は災害時の緊急事態においても眼科医療の提供が維持できるように、今後も準備を進めて参ります。
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