花粉症・寒暖差アレルギー 目のかゆみとコロナ対策
2月3日は立春でした。本州ではプロ野球のキャンプが始まり、春の足音が聞こえてきました。
気温の上昇に伴いスギ花粉の飛散量が増え、花粉症(目についてはアレルギー性結膜炎)の患者さんが増えて来ます。
北海道の2月はまだまだ厳しい寒さが続き、氷点下10℃以下となる朝も多いのですが、日中は気温が上昇し、プラスの気温になる日があります。
気温の大きな変化は、寒暖差アレルギーの原因となります。
本州と北海道で原因は異なりますが、アレルギー性結膜炎でも寒暖差アレルギーでも「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」に加え、「目のかゆみ・充血」といった症状が現れます。
今年はコロナウイルス感染症が流行しており、咳やくしゃみに対し例年以上に対策をとることが求められていますが、目の症状への対策も大切です。
厚生労働省のホームページには、「新型コロナウイルスへの感染は、ウイルスを含む飛沫が口、鼻や眼などの粘膜に触れること、または、ウイルスがついた手指で口、鼻や眼の粘膜に触れることで起こります。」とあります。
目がかゆいと、手で目を触ったり・こすったり。どうしても手が目に行ってしまいがちです。
感染予防の観点から、目の症状をしっかり抑えることが大切です。
アレルギー性結膜炎治療の点眼薬は2種類に分けられます。
抗アレルギー点眼薬が第一選択です。アレルギー反応を抑える作用があり、目のかゆみや充血を抑えます。副作用がほとんどなく、安全に使うことのできる薬です。
ただ、花粉の飛ぶ量が多い時や目の症状が強い時は、抗アレルギー点眼薬のみでは症状が治まらないことがあります。この場合はステロイド点眼薬を追加します。
ステロイド点眼薬はとてもよく効きますが、副作用として眼圧が高くなる方がおられます。ステロイド点眼薬を2週間以上継続する際には、眼圧のチェックが望まれます。万が一、眼圧が上がっても、休薬することで眼圧はもとに戻ります。
症状が出始めたら早めに治療を行うことが大切ですが、特に花粉症のように決まった時期に毎年症状が現れる方は、症状発現の前からあらかじめ抗アレルギー点眼薬を使用することで、最も症状の強い時期の症状を軽減する効果が期待できます。
症状が良くなっても抗アレルギー点眼薬を継続し、アレルギー性結膜炎や寒暖差アレルギーの時期を乗り切りましょう。
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