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AMD Expert Clinical Conference in Sapporo

  • 9月18日、「AMD Expert Clinical Conference in Sapporo」
  • (加齢黄斑変性の専門医による臨床懇話会in札幌)を開催しました。
 
  • 加齢黄斑変性の治療を行っている先生方にお集まりいただき、
  • 現在、滲出型加齢黄斑変性治療の第一選択となっている
  • 抗血管内皮増殖因子療法の役割を再考し、
  • 今後の治療方針の決定に役立てることを目的としたカンファレンスです。
 
  • 秋田大学の齋藤昌晃先生に「加齢黄斑変性の長期治療2016〜個別化治療の考え方」
  • と題しご講演いただいた後、
  • 前原紘基先生(郡山市、寿泉堂綜合病院)・戸邉美穂先生(多摩市、多摩南部地域病院)・佐藤浩章先生(山形市、佐藤眼科医院)・保坂文雄先生(岩見沢市立病院)・籠川浩幸先生(旭川赤十字病院)に、抗血管内皮増殖因子療法の治療経過が思わしくなく、
  • 今後の治療に困っている滲出型加齢黄斑変性の症例をご提示いただき、
  • 参加者みんなで、診断そのものが誤っていないか、
  • 経過中の治療選択や今後の治療法などについて意見を交換しました。
 
  • 期待どおりの治療効果が得られない患者さんや
  • 長期の治療・経過観察中に突然病気が悪化する患者さんなど、
  • 同じ病気ですが、患者さんの背景が様々なのと同じように
  • 治療経過は十人十色です。
 
  • 齋藤先生の演題名にもあるように
  • 治療が長期になればなるほど
  • 一人一人の患者さんあった治療計画が必要になります。
 
  • 年に何度か少人数の参加者で症例検討会を行いますが、
  • 毎回とても勉強になります。
 
  • 滲出型加齢黄斑変性をたくさん治療している他の先生方も
  • 自分と同じような症例を経験され
  • 患者さんの治療に腐心されていることを知るだけでも
  • 明日からの診療のモチベーションアップにつながりますし、
  • 症例や情報の共有は、より良い治療を選択するための手助けとなります。
 
  • 有効な治療法が無かった滲出型加齢黄斑変性の治療法として
  • 光線力学的療法が認可されたのは2004年5月。
  • 抗血管内皮増殖因子抗体は2009年1月に認可されました。
 
  • 加齢黄斑変性はその名のとおり、眼の加齢性変化が原因となり発症します。
  • 治療により病状が安定しても、再び悪化することがありますので、
  • 患者さんは長期にわたり眼科に通院していただくことになります。
  • ですから私が治療を担当して以来10年以上の付き合いとなる患者さんが沢山いらっしゃいます。
 
  • 私たちが外から得る情報の80%は眼から入ってきます。
  • 視機能の維持は患者さんの生活の質の維持に繋がります。
  • 生涯を通じて患者さんの見え方が保たれるように、
  • 今後もより良い治癒を提供していきたいと思います。

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

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