高額療養費制度について
- 2017.5.19
- スタッフから
- 眼科でも高額になる治療がいくつかあります。
- 手術・硝子体注射・レーザーなど、保険扱いでもかなり高額になることがあります。
- そのような時に、高額療養費制度を利用することにより、患者様の自己負担額を減らすことができます。
- 高額療養費制度の利用方法には、2パターンがあります。
- 1つは、先に「限度額適用認定証」を、加入する健康保険窓口(国民健康保険または社会保険)に申請し交付してもらい、医療機関窓口で限度額まで支払う方法、
- もう1つは、医療機関で通常の支払いをし、後から加入する健康保険窓口に申請し、払い戻しを受ける方法です。
- 高額療養費制度では、年齢や所得により、一つの医療機関で、1か月間に患者様が医療機関窓口に支払わなければならない総額の上限(自己負担限度額)が決まっています。
- 上限を超えた金額について、患者様の負担が免除されます。
- 「限度額適用認定証」は、ご自身で申請していただきます。
- 国民健康保険であれば、区役所(役場)へ、社会保険であればお勤め先などに交付を申請してください。70歳以上の方は申請不要です。
- 70歳以上の患者様の1か月間にかかる限度額は以下の通りです。
- 平成29年7月までは、1割・2割負担の方は12,000円、3割負担の方は44,400円
- 平成29年8月からは、1割・2割負担の方は14,000円、3割負担の方は57,600円です。
- 住民税非課税の方は8,000円となります。
- 70歳未満の方は、所得により5つの区分(ア・イ・ウ・エ・オ)に分かれており、「限度額適用認定証」に記載されている記号によって、限度額が異なります。
- 当院では高額な治療をする方には、高額療養費制度の利用をおすすめしております。
- ご不明な点がありましたら、パンフレットなどを用いてご説明いたしますのでお申し付けください。
カテゴリー
- お知らせ (9)
- ブログ (409)
- iPS細胞 (18)
- IT眼症 (8)
- OCTアンギオ (8)
- アルツハイマー病 (7)
- アレルギー性結膜炎 (5)
- お困りごと解決情報 (17)
- こんな症状が出たら (34)
- サプリメント (13)
- スタッフから (5)
- ドライアイ (15)
- 中心性漿液性網脈絡膜症 (2)
- 人工知能(AI) (14)
- 加齢黄斑変性 (98)
- 外斜視 (1)
- 抗がん剤による眼障害 (1)
- 白内障 (19)
- 看護からのお知らせ (1)
- 眼精疲労 (11)
- 糖尿病網膜症 (43)
- 紫外線 (2)
- 紫外線、ブルーライト (6)
- 網膜前膜 (2)
- 網膜剥離 (14)
- 網膜動脈閉塞 (7)
- 網膜色素変性症 (7)
- 網膜静脈閉塞 (11)
- 緑内障 (26)
- 色覚多様性 (2)
- 講演会 (27)
- 近況報告 (82)
- 近視予防 (38)
- 飛蚊症・光視症 (14)
- 黄斑円孔 (4)
- 黄斑前膜 (2)
- 未分類 (8)
アーカイブ
最新の記事
- 2025.4.30
- 小児近視進行抑制治療(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)に関するよくあるご質問
- 2025.4.30
- 低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ点眼液)による近視進行抑制治療を開始します
- 2025.4.27
- 小児近視に対する赤色光治療に関する最新研究のご紹介
- 2025.4.23
- 新生血管型加齢黄斑変性の治療間隔ってどうやって決めてるの?
- 2025.4.15
- 糖尿病の“見えない”網膜の変化をキャッチする新技術
- 2025.4.6
- 糖尿病患者の血圧管理に新たな指針:厳格な血圧コントロールが心臓と目を守る
- 2025.3.31
- 令和7年ゴールデンウイークの診療について
- 2025.3.29
- 児童・生徒の近視進行を抑える点眼薬が日本でも使用可能に〜低濃度アトロピンとは?〜
- 2025.3.28
- クレジットカード利用時の「暗証番号」必須化について
- 2025.3.22
- 糖尿病網膜症の新しい治療法「ポートデリバリーシステム(PDS)」とは?