サングラスで美白対策
- 2018.5.14
- ブログ
- 紫外線、ブルーライト
- 今日から10日間の札幌の天気予報を見ると、最高気温が連日20度を超えるようです。
- 気温の上昇とともに気になるのが紫外線。
- 先月、テレビの番組で紫外線と目の病気について取材を受け、
- 紫外線対策としてサングラスの装用をお勧めしました。
- 実はサングラス装用の効果は、目の病気予防のみにとどまらず、
- 肌の日焼け予防・美白効果にも有効なのです。
- 目に光が入ると、網膜の視細胞が光を受け取り、
- その情報が脳の視覚中枢に伝わり明暗や映像を認識します。
- また、メラノプシンという物質を有している網膜神経節細胞も光刺激に反応し、
- 脳の下垂体を介してメラニン色素を合成するように指令を出ます。
- 皮膚に存在するメラノサイトがこの情報を受け取ると、
- メラニン色素を作り始め、皮膚に色素沈着が生じます。
- すなわち、日焼けが起こるのです。
- 太陽光線から肌を覆ったり、UVカットのスキンケアを行っても、
- 目からの反応で日焼けが起こり、肌が黒くなってしまうというわけです。
- 5月〜8月は紫外線が1年のうちで最も強い時期です。
- お肌のためにもサングラスが活躍しそうです。
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