診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

緑内障サプリ

  • 10月22日は北海道眼科医会主催の「緑内障無料検診」でした。
  • 当院には20名の検診者がいらっしゃいました。
 
  • そこで緑内障に関する話題をひとつ。
 
  • 眼科点眼薬を幅広く手掛けている製薬メーカーが、先日、緑内障をターゲットとしたサプリメントの販売を開始しました。
 
  • サプリメントには抗酸化作用(体内の活性酸素を取り除く)や循環改善作用(血のめぐりを良くする)を持つ成分が含まれています。
  • さらに、臨床試験(ヒトに対する投薬試験)で、眼圧を下げる効果を認めたとのことです。
 
  • 緑内障は眼圧を下げることにより、病状(視野欠損)進行を抑えることが出来ます。
  • また、眼循環の低下が緑内障の病態に関わっており、循環改善が病状の進行を抑える可能性が示唆されています。
 
  • 現在の緑内障治療は、点眼薬や症例によっては手術により眼圧を下降させ、病状進行を抑制し視機能を維持することを目的としています。
 
  • しかしながら、眼圧下降によっても病状の進行を抑えることの出来ない症例があり、循環改善薬や視神経保護薬の開発が待望されています。
 
  • 緑内障の病状は数ヶ月〜数年をかけてゆっくりと進行します。
  • ですからこの進行を抑制する効果の確認には、年単位の期間を要します。
 
  • 今回販売されたサプリメントが緑内障治療の一助となることを期待したいです。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2025.10.26
「血糖だけ」じゃ足りない。低血糖も怖い: J-DOIT3が教える、網膜症予防の新常識
2025.10.17
点眼で加齢黄斑変性は治せる?最新研究が教えてくれる「期待」と「限界」
2025.10.11
散瞳検査と急性緑内障発作のリスク~瞳を広げる検査は安全なの?~
2025.10.3
飛蚊症や光が見えたら…「網膜剥離」になる前に知っておきたい目のサイン
2025.10.2
眼科疾患のリスク因子、診断・治療・予後の検討のための後ろ向き観察研究
2025.9.27
「進行は止められるのか?」─地図状萎縮の新治療と、患者たちの選択
2025.9.20
萎縮型加齢黄斑変性に治療薬「アイザベイ」
2025.9.12
見え方をデザインする白内障手術――テクニス「オデッセイ」「ピュアシー」のご案内
2025.9.7
サプリメントを“医療”として正しく使う―眼科で効くもの・効かないもの、そして注意点
2025.9.5
電子処方箋がはじまります

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。