診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・水・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

スマホと眼精疲労

  • 10月7日(土)、北海道眼科医会の主催で講演会を開催しました。
  • 大阪大学の不二門尚教授はご講演の中で、スマートフォンを目から20㎝以下の近さで使用することの弊害について触れられました。
 
  • 近くの物を見る時には、手元にピントを合わせる「調節」という作用と同時に、両眼が少し内側に動く「輻輳(ふくそう)」が起こります。
 
  • 通常、新聞や本を読む時の眼からの距離は約30㎝。
  • スマホはこれよりも目に近い20㎝位で使用していることが多いようです。
 
  • ですから、スマホを使用する際には「調節」と「輻輳」が、読書よりも沢山働かなくてはならないのです。
  • そのため、目の負担が多くなり、眼精疲労を招きます。
 
  • さらに、もともと目が外にずれる傾向にある間欠性外斜視や外斜位の方は、目から20㎝の位置にピントを合わせる(調節)ことが出来ても、両眼が少し内側に動く「輻輳」が追いつかず、片目が外側にずれやすいそうです。
 
  • このような方は、気がつかないうちに、片目だけでスマホを見ることになり、目への負担が増加します。
 
  • また、外にずれてしまった目も、ズレを補正しょうと頑張りますので、やはり負担が増加します。
  • 間欠性外斜視や外斜位の方はスマホの使用により、眼精疲労が生じやすく、またピントも合いにくいため「かすみ目(霧視)」も自覚しやすいのです。
 
  • 適切な度数の近用眼鏡や目の位置を整えるプリズム眼鏡の装用により、症状が改善します。
 
  • 最近はスマホのみならず、3Dデイスプレイの普及など、目への負担が増大しており、眼精疲労の増加が懸念されています。
 
  • お困りの方は眼科で相談されてはいかがでしょうか。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2023.12.3
令和4年度学校保健統計:裸眼視力1.0未満は小学校3割超・中学校約6割・高等学校約7割
2023.11.26
視力と認知症の関係について「日刊ゲンダイ」の取材を受けました
2023.11.16
眼球移植:米国ニューヨーク大学
2023.11.12
2023年度米国眼科学会総会:網膜分科会
2023.11.9
近未来の緑内障診療―米国眼科学会2023年
2023.10.27
ファリシマブ、網膜静脈閉塞症黄斑浮腫に対し4ヶ月の投与間隔で視力改善を維持
2023.10.20
AIを搭載した眼底疾患診断装置(RETFound)
2023.10.13
多焦点眼内レンズ白内障手術
2023.10.6
糖尿病治療GLP-1受容体作動薬と糖尿病網膜症
2023.10.2
光干渉断層計の開発者がラスカー・ドゥベーキー臨床医学研究賞を受賞

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。