目を使うと良くない?
- 治療中の患者さんやご家族から
- 「病気が悪くならないように、目を使わない方がいいのでしょうか?」というご質問や、
- 「病気が悪くならないように、なるべく目を使わないようにしています」といったお言葉を
- しばしばいただきます。
- もちろん、眼精疲労の患者さんは目を使いすぎると症状の悪化を招きます。
- 長時間のパソコン業務は、まばたきの回数を減少させ、ドライアイ症状を悪化させます。
- 学童期の近業作業は、近視の発症・進行の誘因となります。
- しかし、ほとんどの眼疾患で、眼を使うことによって病状が悪化することはありません。
- 眼の使用と病気発症・病状の進行は無関係です。
- 根拠のない制限をする必要はありません。
- 「これ以上、眼が悪くならないように、好きな読書を辞めました。」と、
- 寂しげにおっしゃる患者さんがおられます。
- 病気や病状への不安など、お気持ちはよく理解できます。
- でもどうぞ、読書を再開してください。
- 以前からの楽しみを取り戻してください。
- 生活に潤いが生まれると、気持ちが前向きになります。
- 前向きな気持ちは免疫力を高めたり、
- 見え方や病気事態にも良い影響をもたらす可能性があります。
- 何より病気や病状と向き合う姿勢が前向きになります。
- もし仮に、視機能が悪くて読書がしにくい状況であっても、
- 近用眼鏡を調整したり、拡大鏡を使用したり、
- 場合によっては拡大読書機などの補足具の使用に積極的に取り組むことで、
- 読書を継続することが可能となります。
- 治療の中で患者さんに守っていただかなければならないことがあれば説明いたします。
- 気になることがありましたら気軽にご質問ください。
- 根拠のない制限は不要です。
- 「患者さんの生活の質を保つこと、眼の病気から守ること」
- 「できるだけ今まで通りの生活ができる視機能を保つこと」
- 「制限のない生活」
- これが眼科治療の目標です。
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理事長・院長