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6月10日「こどもの目の日」

6月8日(木)、北九条小学校の眼科学校検診に行って参りました。

学校健診は、学校保健安全法に基づく健康診断で、児童生徒の健康の保持増進を図るために法律で定められた健診で、毎年6月30日までに実施することが定められています。

目については、視力検査や結膜炎の有無などを調べ、児童生徒の目の健康を見守っています。

日本眼科医会は眼科医が組織する公益法人で、子供たちの視機能が健全に発達し、生涯を通して目が健康である基礎を培うこと、デジタル機器に触れる子供たちの近視発症や進行を予防すること、これらについての知識や日常生活の啓発活動を行っています。

この数年間、3歳児検診での斜視や弱視の検出向上に力を入れて活動しており、

昨年度は厚生労働省の補助を得て、3歳児検診で屈折(近視や遠視、乱視の強さ)を検査する機器の導入が進みました。

これにより、屈折異常のために視機能が十分に育っていないお子さん(いわゆる弱視)を見つけ、早期に治療することで、視機能の発達を促すことが可能になります。

また今年度「こども家庭庁」が創設されたことで、成長期の眼の健康啓発活動や健康サポートをより充実させ、将来に向けて拡充していこうという機運が高まりました。

そこでこの度、日本眼科医会は日本記念日協会に申請し、

6月10日が「こどもの目の日」の記念日に登録されました。

なぜ、6月10日が「こどもの目の日」なのか?ですが、日本眼科医会はその理由を以下のように説明しています。

『生まれたばかりの赤ちゃんはあまり見えていないのですが、成長とともに視機能も発達し、6歳くらいまでに視力1.0の視機能が得られます。

一方、1.0に届かない「弱視」の早期発見・治療や、低年齢化する近視発症の予防にとって「6歳。視力1.0」はとても大切な節目です。

そこで、「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いを込めて、6月10日を「こどもの目の日」に相応しい日と捉え、記念日として登録した次第です。』

小学1年生ですでに約4人に1人は裸眼視力が1.0未満といわれています。

今年から新たに制定された6月10日の「こどもの目の日」を機に、子供の目の健康保持についての取り組みが広がっていくことが期待されます。

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