目に良いサングラスの選び方
- 2021.6.25
- ブログ
- 紫外線、ブルーライト
札幌はここ最近、カラッと晴れて湿度が低く清々しい、北海道の初夏らしい日が増えてきました。
天気予報によると、今年の夏(7月~9月)の気温は、広範囲で平年並か平年よりやや高く、全国的に暑い夏になりそうとのことです。
強い日差しの紫外線は、目にダメージを与えます。
夏の強い日差しから目を守ってくれるのがサングラス。
米国眼科学会のホームページに掲載されている、サングラス選びで大切な6つのポイントを紹介します。
1.100%紫外線カットのレンズを選びましょう
サングラス選びで最も重要なポイントは、紫外線を100%カットできるレンズを選択することです。
2.大きなレンズサイズのサングラスを選びましょう
大きなサイズのレンズを選ぶことで、レンズと顔との隙間から目に光が入るのを防ぐことができます。
3:色の濃すぎるレンズは避けましょう
サングラスの色が濃いと、目の中に入る光が減り暗く感じるため、瞳が大きくなります。レンズと顔との隙間から瞳を通って目の中に入る光の量が増えてしまいます。
4:レンズの色は黒じゃなくてもOKです
レンズの色が橙色や緑、灰色のサングラスがあります。これらは黒のレンズと比べ、太陽光を遮断する効果はやや劣りますが(紫外線の遮断効果とは別です)、コントラストは良くなりますので、野球やゴルフといった野外でのスポーツにはお勧めです。
5.偏光レンズは眩しさを改善しますが、紫外線カットの効果はありません
偏光レンズは舗装道路や水面からの光の反射によるギラツキ感を改善することができますが、太陽光を遮断する効果が高いわではありません。
6.値段は関係ありません
値段が高いから良いというわけではありません。安くて100%紫外線カットのサングラスが最もお得です。
カテゴリー
- お知らせ (42)
- ブログ (398)
- iPS細胞 (18)
- IT眼症 (8)
- OCTアンギオ (6)
- アルツハイマー病 (7)
- アレルギー性結膜炎 (5)
- お困りごと解決情報 (17)
- こんな症状が出たら (34)
- サプリメント (13)
- スタッフから (5)
- ドライアイ (15)
- 中心性漿液性網脈絡膜症 (2)
- 人工知能(AI) (14)
- 加齢黄斑変性 (95)
- 外斜視 (1)
- 抗がん剤による眼障害 (1)
- 白内障 (19)
- 看護からのお知らせ (1)
- 眼精疲労 (11)
- 糖尿病網膜症 (40)
- 紫外線 (2)
- 紫外線、ブルーライト (6)
- 網膜前膜 (2)
- 網膜剥離 (14)
- 網膜動脈閉塞 (7)
- 網膜色素変性症 (7)
- 網膜静脈閉塞 (11)
- 緑内障 (26)
- 色覚多様性 (2)
- 講演会 (27)
- 近況報告 (82)
- 近視予防 (34)
- 飛蚊症・光視症 (14)
- 黄斑円孔 (4)
- 黄斑前膜 (2)
- 未分類 (8)
アーカイブ
最新の記事
- 2025.2.8
- 加齢黄斑変性と抗凝固薬
- 2025.2.3
- iPS細胞由来立体網膜シートによる網膜色素変性症治療
- 2025.1.26
- 初期・中期加齢黄斑変性に対するフォトバイオモジュレーション
- 2025.1.19
- 笑いがドライアイの治療になる
- 2025.1.13
- 後天性眼瞼下垂の点眼治療剤
- 2025.1.6
- 大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン
- 2024.12.28
- 画竜点睛(がりょうてんせい)
- 2024.12.19
- グリシン内服が近視進行を抑制?
- 2024.12.15
- 糖尿病治療薬SGLT2阻害薬は糖尿病網膜症の進行を抑える効果がある
- 2024.12.3
- 令和6年12月27日(金) 午前・午後診察します