診療予約専用 011-788-2210

お問い合わせ 011-708-1010

月~土 午前 9:00~12:00/月・木 午後 14:00~17:30
手術日 火・金の午後 / 休診日 日曜・祝日

交通アクセス [札幌駅徒歩3分]
交通アクセス

閉じる

ウェブ予約

バイオマスプラスチック点眼ボトル

令和2年7月1日より全国でプラスチック製買物袋(レジ袋)の有料化が義務づけられました。

経済産業省のホームページには、「プラスチックは非常に便利な素材で、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあり、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。」と記述されています。

今回はプラスチック製の点眼薬ボトルについての取り組みをご紹介します。

眼科治療薬として処方される点眼薬の容器はプラスチック製ですが、

参天製薬はバイオマスプラスチック素材の点眼ボトルへの移行を図っています。

通常のプラスチックは石油を原料としています。

バイオマスプラスチックは、原料として植物などの再生可能な有機資源を使用することで、枯渇が危惧され地球温暖化の一因である石油への依存を減らすことができる新しいプラスチックです。

バイオマスプラスチックを焼却する際に発生する二酸化炭素は、原料となる植物の光合成によって吸収された二酸化炭素に由来しています。

そのため、バイオマスプラスチックを焼却しても地球温暖化の原因である大気中の温室効果ガス(二酸化炭素)の濃度を上昇させません。

参天製薬によると、まずは緑内障治療薬から導入を開始し、順次別の製品についても拡大していく方針とのことです。

価格は据え置きですので、患者さんの負担は増えません。

地球に優しい取り組みですので、他のメーカーにも広がると良いですね。

カテゴリー

アーカイブ

最新の記事

2025.8.17
新登場目前 “症状そのもの”に効くドライアイ薬と、“水はけ”を良くする緑内障薬
2025.8.10
「見える」をもう一度:HOPE Meeting vol.4で感じた視機能再建の現在地
2025.8.1
「見る」を取り戻す未来へ:イーロン・マスク氏と視覚再生技術の最前線
2025.7.28
令和7年お盆休みのお知らせ
2025.7.27
サンデグラジェノックス販売終了のお知らせ
2025.7.27
白内障と骨折リスクの意外な関係:手術がもたらす“転ばぬ先の杖”
2025.7.20
9か月に1回で視力を守る時代へ 糖尿病網膜症に登場した“埋め込み式”治療を解説
2025.7.13
見えにくさの原因に「老化細胞」?―注目の新薬「セノリティック」とは
2025.7.9
糖尿病で目が見えなくなる時代は変わった?―糖尿病網膜症の20年間の変化を解析
2025.6.30
“目が見えなくなる美容医療”がある – AAOが明らかにしたヒアルロン酸注射の失明リスク

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西5-7-1札幌北スカイビル14階
JR札幌駅西口、または北口から徒歩3分
ヨドバシカメラ様より北向かいのビルの14階になります。

診療予約専用011-788-2210

お問い合わせ011-708-1010

受付時間
診療受付
9:00~12:00 -
14:00~17:30 - - -

▲は手術日になります。また日曜・祝日は休診となります。