流行性角結膜炎
- 今年の1月1日は休日当番で、午前9時から午後5時まで診療を行いました。
- 当日は途切れなくたくさんの患者さんが来院され、そのほとんどが流行性角結膜炎でした。
- アデノウイルスの感染によって引き起こされる結膜炎で、瞼が腫れて目が赤くなり、目やにや涙がたくさん出て、ゴロゴロと目が痛くなる病気です。
- 目にウイルスが感染して症状が出るまで(潜伏期)、約1週間〜10日。
- 最初は片目だけに発症しても、数日中にもう片目に症状が出現することがあります。
- 通常、1週間ほどで症状が最も強くなり、その後は徐々に改善していきます。
- 炎症が強い場合は角膜に小さな濁りができることがあり、かすみ感が続くことがあります。時間とともに徐々に消えていきますが、濁りが完全に消えるまでに数か月かかることもあります。
- 札幌市の報告によると、今年第1週の流行性角結膜炎の患者数は、例年と比べ多かったようです。
- 病因ウイルスは感染力が強く、主に手を介した接触により感染します。感染予防のため、患者さんはできるだけ目を触らないように、目をさわったらすぐ流水で手を洗う、タオル類などの共用を避けるなど、心がけましょう。
- 今年は新しいスタッフも加わりました。
- より良い診療を行うべく、スタッフ一同努力して参ります。
- どうぞよろしくお願いいたします。
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