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見えないところこそ大切に ― 手術室の空気環境を毎年確認しています

眼科の手術というと、顕微鏡や最新の医療機器に目が向きがちですが、安全な手術を行うためには「見えない環境」を整えることも非常に重要です。

ひきち眼科では、毎年1回、専門業者による空調システムの点検・清掃と、手術室内の空気清浄度測定を実施しています。 

今回もHEPAフィルターの交換後に、専門業社による測定を実施し、手術室および消毒室の空気中微粒子濃度を測定し、国際規格(ISO14644-1)およびJIS規格に基づいた評価を受けました。

その結果、当院の手術室は求められる清浄度基準(ISOクラス7)を十分に満たしていることが確認されました。

HEPAフィルターとは、空気中の非常に小さな粒子を高い効率で除去する特殊なフィルターです。

手術室では、このフィルターを通した清浄な空気を循環させることで、手術中の感染リスクを可能な限り低減しています。

患者さんから見れば、空調設備や清浄度測定は普段目にすることのない部分かもしれません。

しかし、私たち医療者にとっては、手術機器の点検や滅菌管理と同じく、安全な医療を提供するための大切な仕事のひとつです。

白内障手術や硝子体注射などの眼科手術は高い安全性が求められます。

そのためには、術者の技術や設備だけでなく、「適切に管理された環境」が欠かせません。

安全な手術は、術者の技術だけでなく、設備や環境管理を含めた総合的な取り組みによって支えられています。

これからも患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、見える部分だけでなく見えない部分の管理にも気を配りながら、安全で質の高い医療の提供に努めてまいります。

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