ご依頼いただいた原稿が「眼科ケア 4月号」掲載されました
このたび、眼科領域の専門誌「眼科ケア」4月号にて、執筆の機会をいただき、原稿が掲載されました。
「眼科ケア」は、視能訓練士さんや看護師さんなど、眼科に関わるパラメディカルの方々を対象とした雑誌で、日々の診療現場に役立つ知識を分かりやすく伝えることを目的としています。
特に4月号は、新人の方に向けた特集号となっており、「これなに?」と感じる基本的な疑問に答える構成になっています。
今回私が担当させていただいたのも、まさにそのようなテーマで、日常診療でよく遭遇する屈折や調節に関する内容を、「現場で患者さんにどう説明するか」という視点でまとめました。
「分かりやすく伝える」ことの難しさ
専門的な内容を正確に理解することはもちろん重要ですが、それを「初めて学ぶ方に伝える」となると、また別の難しさがあります。
新人の方にとっては当たり前ではないことも、現場に長くいるとつい説明を省いてしまいがちです。
実際の診療でも、「なるほど、そういうことだったのか」と納得してもらえる説明ができるかどうかで、その後の理解や対応は大きく変わってきます。
今回の原稿では、単に知識を並べるのではなく、
・患者さんやスタッフからよく聞かれる疑問
・実際に困りやすいポイント
・説明するときのイメージ
といった部分を意識して整理しました。
現場の積み重ねが形になる
こうした内容は、特別な理論というよりも、日々の診療の中で少しずつ積み重ねてきたものです。
「どう説明すれば伝わるか」
「新人はどこでつまずくのか」
そういった現場の感覚が、今回のような原稿の形にまとめられたのは、自分にとっても良い振り返りの機会になりました。
ありがたいことに
ここ最近、このような執筆や講演のご依頼をいただく機会が少しずつ増えてきました。
特に、
・臨床に即した内容
・現場で使える説明
・専門的なことをシンプルに伝える
といったテーマでお声がけいただくことが多いように感じています。
自分としては、特別なことをしているというよりも、日常診療の延長として取り組んでいるつもりですが、そうした内容を必要としてくださる方がいることは、とてもありがたいことです。
これからも
医療の現場では、「知っていること」と「伝わること」は必ずしも同じではありません。
だからこそ、専門性を保ちながらも、分かりやすく伝える工夫を続けていくことが大切だと感じています。
今回のような機会をいただけたことに感謝しつつ、これからも現場に役立つ形での発信を続けていきたいと思います。

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理事長・院長