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長崎での講演会—網膜静脈閉塞症

  • 10月20日(土)は長崎の先生にお招きいただき、網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫に対する治療について講演いたしました。
 
  • 長崎には、今回初めてお邪魔しました。
  • グラバー園や大浦天主堂のすぐ近くに宿泊したのですが、滞在時間が半日程で、残念ながら訪れることは叶いませんでした。
 
  • ただ嬉しいことに、長崎大学の先生とご当地料理を堪能することができました。
 
  • 実は長崎、獲れる魚の種類は北海道よりも多いのだそうです。
  • 「アジ」「ヒラメ」「エビ」「ウニ」「フグ」「太刀魚」……、
  • お刺身はどれも新鮮で「コリコリしてうまかねぇ」。旨味も強い。
  • お醤油は地元特産で甘めです。
 
  • 「うちわエビ」と「ウツボ」、初めて食べました。どちらもとても美味しい。
  • うちわエビは甘みが強く、プリプリです。
 
  • 炭水化物は、鯛茶漬けと五島うどん。
  • 熱いお茶で真鯛の表面がほんのり白くなり、真鯛の漬けだれが鯛の淡白な美味しさを引き立てています。
  • うどんは細めで、アゴのダシが効いています。
     
  • 「網膜静脈閉塞症」は、網膜静脈が根元で詰まる網膜中心静脈閉塞症と、枝分かれした静脈の1本が詰まる網膜静脈分枝閉塞症に分けられます。
 
  • 網膜中心静脈閉塞症では分枝閉塞症と比べ静脈の閉塞領域が広範囲に及びますので、視機能や治療経過は分枝閉塞症よりも一般的に不良です。
 
  • 網膜静脈閉塞症に対する治療で留意しなければならないポイントは二つ。
 
  • 一つめは「黄斑浮腫」で、網膜の中央部分がむくんだ状態で、視力低下や物の歪みと言った視機能を障害する状態です。
 
  • 現在は、黄斑浮腫を改善させる薬(抗血管内皮増殖因子薬)を目の中に注射する治療が行われています。従来と比べ良好な視機能が得られるようになりました。
 
  • しかし、この薬剤は詰まった網膜静脈の通りを良くする効果はありません。
 
  • 抗血管内皮増殖因子薬は病気の本質的治療ではないので、注射後しばらくすると黄斑浮腫が再発することが多く、その度に眼内注射が必要となります。
 
  • 治療開始当初は2〜3ヶ月で黄斑浮腫が再発することが多いのですが、
  • 1年を経過した頃には再発しなくなる症例が増えてきます。
 
  • 治療開始1年間の注射回数は平均4〜5回、2年目・3年目はそれぞれ平均1〜2回と報告されています。
 
  • ただ、1回の注射のみで再発しない症例がある一方、発症後2〜3年が経過しても頻回に追加治療を要する症例があり、投与回数にばらつきが見られます。
 
  • 治療上のもう一つの留意点は、「新生血管」への対応です。
 
  • 網膜静脈が閉塞すると、網膜の細い血管も血流が途絶え、網膜が酸素不足に陥ります。この状態を虚血と呼んでいます。
 
  • 虚血網膜の範囲が広いと、網膜新生血管と呼ばれる細く破れやすい異常血管が網膜表面に生えてきます。
 
  • 新生血管が破れて出血すると、目の中に出血が拡散し、視機能が損なわれます。目の中の出血が多い場合は硝子体手術の適応となります。
 
  • 網膜中心静脈閉塞症では網膜が広範に虚血に陥っている症例があり、網膜新生血管のみならず、虹彩(茶目)にも新生血管が生じることがあります。
 
  • 虹彩の新生血管は血管新生緑内障という難治性の緑内障となり、眼痛や頭痛がひどく、失明に至ることもあります。
 
  • 網膜光凝固術(レーザー治療)は、網膜虚血を改善し、網膜や虹彩の新生血管の発生を予防したり、既に存在する新生血管を退縮させる効果があります。
 
  • 網膜静脈閉塞は高齢な方が多い疾患で、動脈硬化との関連があると考えられています。
 
  • 両眼に発症される方もおられます。高血圧や高脂血症など、全身の管理も大切です。

ひきち眼科HIKICHI EYE CLINIC 理事長・院長引地 泰一

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